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引っ越し時の「車庫証明」完全ガイド ~車の住所変更をスムーズに済ませるポイント~

車庫証明とは何か

「車庫証明(自動車保管場所証明書)」とは、車を保管するための場所が確保されていることを証明する書類です。
車を登録したり、住所を変更したりする際に、警察署で発行されます。

日本では、「駐車場が確保されていないと車を所有できない」というルールが定められており、これは道路上の違法駐車を防ぐ目的もあります。
したがって、引っ越しによって車の保管場所が変わる場合、新しい住所に対応した車庫証明を再取得する必要があるのです。

なぜ引っ越し時に車庫証明が必要なのか

引っ越しによって「車の使用の本拠の位置」が変わると、車検証に記載されている住所も変更しなければなりません。
この際、陸運局(または軽自動車検査協会)で住所変更の手続きをする前に、新しい住所地で車庫証明を取得しておく必要があります。

車庫証明がないと、住所変更が受理されず、車検証の更新ができません。
特に、会社の車やローン中の車などでは、住所変更を怠ると自動車税の通知が届かない・車検が通らないといったトラブルにつながります。

車庫証明が必要になる具体的なケース

以下のようなケースでは車庫証明の再取得が必要です

・他県・他市町村への引っ越し
・同一市内でも警察署の管轄区域が変わる場合
・駐車場を変更した場合(例:自宅駐車場 → 月極駐車場)
・一時的な転勤で住所が変わった場合(長期間滞在する場合)

一方、同一の警察署管内での引っ越しで、駐車場も変わらない場合は再取得不要なこともあります。
ただし、念のため警察署に確認しておくと安心です。

車庫証明の申請から交付までの流れ

車庫証明の申請は、新しい住所を管轄する警察署で行います。
手続きの流れは次のとおりです。

  1. 申請書と必要書類を準備する
  2. 警察署で提出し、手数料を支払う
  3. 警察官による現地確認(おおむね2〜3日後)
  4. 問題がなければ車庫証明書が交付される

申請から交付までの期間は3〜7日程度が一般的です。
なお、駐車場が遠方の場合や確認に時間がかかる場合は、さらに数日かかることもあります。

必要書類の詳細と入手方法

車庫証明の申請には、以下の書類を用意します。

自動車保管場所証明申請書
 → 警察署の窓口または公式サイトでダウンロード可能。

保管場所の所在図・配置図
 → 自宅や駐車場の位置関係を地図で示す。手書きでも可。

保管場所使用承諾証明書
 → 賃貸駐車場の場合、管理者(大家さんや不動産会社)の署名が必要。

自認書
 → 自分の土地に駐車する場合に記入。

使用の本拠地を証する書面(運転免許証など)

手数料分の収入証紙(2,000〜3,000円程度)

図面の描き方が不安な場合は、警察署でサンプルを見せてもらえます。
また、駐車場が自宅から2キロ以上離れていると許可が下りない場合があるため注意が必要です。

手数料・日数・有効期限の目安

車庫証明の申請手数料は約2,000円〜3,000円
発行までの期間は平均3〜7日で、有効期限は発行日から1か月以内
つまり、取得後はなるべく早く陸運局で住所変更手続きを行う必要があります。

申請者本人が行けない場合は、代理人に委任しても問題ありませんが、委任状の提出が求められます。

同一市内・他県引っ越しでの違い

同一市内での引っ越し
同じ市内でも、警察署の管轄が変わる場合は再取得が必要。
たとえば「仙台市青葉区 → 宮城野区」に引っ越す場合は、それぞれの管轄署が異なります。

他県への引っ越し
他県への転居は、新しい県の警察署で車庫証明を取り直し
その後、陸運局で「変更登録(住所変更)」手続きを行います。
ナンバープレートも新しい地域名に変わります。

軽自動車の場合の特例

軽自動車は、一部地域を除いて車庫証明が不要なことがあります。

所轄の警察のホームページ等で確認する必要があります。

提出書類も普通車とほぼ同じです。
また、軽自動車の場合は「車庫証明」ではなく「保管場所届出書」という名称になります。

よくあるトラブルとその対処法

引っ越しに伴う車庫証明手続きでは、以下のようなトラブルがよく見られます。

トラブル内容原因対処法
駐車場の管理者印がもらえない契約書に車の登録名義が違う管理会社に相談して名義修正
駐車スペースが狭くて不許可車種変更でサイズオーバー申請前に寸法確認
現地確認に不在で遅延表札や車がなく確認不可申請時に日程を伝える
他県からの引っ越しでナンバー変更を忘れた車庫証明と住所変更が別手続き陸運局で同時に申請可能

このように、事前の準備不足がトラブルの原因となることが多いため、
引っ越し準備の段階で早めに書類確認を行うことが重要です。

引っ越し後の名義・住所変更の流れ

車庫証明を取得したら、次は陸運局(軽自動車は軽自動車検査協会)で住所変更を行います。

必要書類は以下のとおりです

・車検証
・新しい車庫証明
・印鑑(認印で可)
・住民票または運転免許証の写し
・委任状(代理申請の場合)

この手続きを行うことで、車検証の住所が新住所に更新されます。
また、自動車税の納付先も自動的に変更されるため、次年度からは新住所に納税通知書が届くようになります。

代行を依頼する場合のメリットと注意点

車庫証明は自分でも申請できますが、忙しい人は行政書士や販売店に代行依頼することも可能です。

メリット
・平日に警察署へ行く手間が省ける
・書類不備が少なくスムーズ
・引っ越しや登録変更と同時に依頼できる

費用の目安
・車庫証明取得代行:5,000〜10,000円
・登録変更手続き含む場合:10,000〜15,000円程度

ただし、車庫証明自体の発行日数は変わらないため、余裕をもって依頼することが大切です。

まとめ:早めの準備がスムーズな引っ越しのカギ

引っ越し時に車を所有している場合、車庫証明の再取得は避けて通れません。
新住所で駐車場を確保し、必要書類をそろえて、15日以内に住所変更を完了させることが理想です。

特に以下のポイントを意識するとスムーズです。

・駐車場契約時に「承諾印」がもらえるか確認
・住所変更手続きの期限を過ぎないよう注意
・軽自動車でも地域によって届出が必要
・平日しか開いていない警察署・陸運局の営業時間をチェック

手続きを早めに進めることで、引っ越し後の生活をスムーズにスタートできるだけでなく、
車検や税金のトラブルも防ぐことができます。

車庫証明の再取得は、引っ越し後の安心ドライブの第一歩。
しっかり準備して、新しい街でも快適なカーライフを送りましょう。

この記事を書いた人
雨宮
雨宮 航
  • 出身地
  • 埼玉県所沢市
  • 担当部署
  • リテール営業
  • 略 歴
  • 2019年にオートアベニューへ転職入社。
    「お客様に寄り添う」をモットーに、快適なカーライフの提供に邁進中。新車、中古車、車検などの整備についての最新情報を発信!お客様からの「ありがとう。」を糧に毎日を全力で駆け抜けています!
記事の監修者
伊藤
伊藤 理香
  • 出身地
  • 東京都西東京市
  • 役 職
  • 株式会社オートアベニュー 代表取締役社長
  • 略 歴
  • 1995年~1996年 オートアベニューでアルバイトをする
    1997年~2002年 夫の仕事の関係で5年間オーストラリアへ
    2002年4月~ 帰国後 株式会社オートアベニュー入社
    2005年 株式会社オートアベニュー 専務取締役 就任
    2008年 株式会社オートアベニュー 代表取締役社長 就任 今に至る

    車業界歴約30年。現在100年に一度の変革期と言われている車業界、EV化・自動運転・空飛ぶ車などに加え、車検法などの各種法律関係で多くの法改正が行われています。
    今まで学んだ多くの事や車業界界隈の様々な事をわかりやすく、皆様にお伝えいたします。